チュートリアル
文責:山田奈美最終更新日:2005年06月15日
WebMatrix Hostingサインアップ手順
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ASP.NETを無償で体験したいならWebMatrixHostingがおすすめ。ディスクスペースが20MB、データベース・スペースが10MB、一定期間FTP経由でのアクセスがないとアカウントが削除されるなどの制約はあるけれど、テスト用のサーバとしてはうってつけです。ただし、ユーザガイドやサポートは英語なので、英語の苦手な人には、少々使いにくいかもしれません。
より本格的にASP.NETでサイトを公開したいなら、機能の充実したCervi.jpなどのレンタルサーバを利用するのもいいかも。WebMatrixHostingとは違って、解説やサポートは日本語なので安心です。
ASP.NETが使用可能なレンタルサーバは、このほかにもたくさんあります。レンタルサーバ情報やマイクロソフト社のサイトを参照してください。
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サインアップしよう
WebMatrixHosting上に、ファイルをコピーするために自分専用のサーバ・スペース(フォルダ)を作成する操作を、サインアップといいます。
以下、サインアップの手順を説明します。
- WebMatrixHostingのサイトにアクセスする
以下のURL(WebMatrixHostingのトップページ)にアクセスしてください。
http://europe.webmatrixhosting.net/japan/default.aspx
画面上部の[サインアップ!]メニューをクリックして、「Webサーバーアカウントの作成」画面を開きましょう。
使用条件を読み、[同意します]にチェックを入れます。アカウント登録に必要なニックネーム、パスワード、メールアドレスなどの項目を入力して、右下の[プロファイル作成]ボタンをクリックします。ニックネームはユーザ名(ユーザID)、及び、公開サイトURLの一部となります。
パスワードは、データベースへの接続などにも必要になる大切なものです。後述するマイサーパーページ(自分専用サーバースペースの詳細情報一覧)からは確認できません。忘れないように気をつけてください。
「アカウント作成」画面
- アンケートに答える
「アンケート」画面が表示されるので、必要項目を入力して、右下の[次へ]ボタンをクリックします。
- サインアップを完了する
「ホスティングサーバ作成」画面が表示されたら、左上の[サーバーの作成]ボタンをクリックします。また、同画面でプロファイル(パスワード、メールアドレス)を編集することもできます。
- 設定内容を控えておこう
サインアップを終了すると、「マイサーバーページ」画面が表示されます。この画面には、あなた専用のサーバスペースに関する詳細情報が載っています。たとえば、公開サイトのURLやファイルをサーバにコピーする時に必要となるFTPサーバ名、データベースへの接続方法などです。
これらの情報は、後からマイサーバーページへサインイン(ユーザID/パスワードを入力)して確認することもできますが、手元に控えておくと便利です。
「マイサーバーページ」画面
ファイルをサーバへコピーしよう
申し込みが完了すると、サインアップで登録したメールアドレス宛に登録完了の通知メールが届きます。早速、自分専用のサーバスペースに接続して、ファイルをコピーしてみましょう。
サーバへファイルをコピーするには、FFFTP(FTPクライアント)というソフトを使うと便利です。ソフトの特徴や詳しい使い方は関連記事を参照してください。
注意
WebMatrixHostingの初期設定をそのまま使用すると、ブラウザからアクセスして見た時に文字化けが起こるようです。初期状態で用意されている「Web.config」ファイルをいったんローカルPCにダウンロードして、ファイル内50行目付近を以下のように変更後、再度アップロードしてください。
fileEncoding="utf-8" → fileEncoding="Shift_JIS"