メインコンテンツへジャンプ
ASP.NETのTips満載!

チュートリアル

文責:山田奈美最終更新日:2005年06月15日

データベース・サーバの内容を確認しよう

キャラクターイラスト

WebDeliが提供するツールの中には、データベース・サーバを利用したものが多くあります。データベース・サーバとは、ツール(アプリケーション)で必要なデータを蓄積、管理するためのアプリケーションで、データベースを利用することで大量のデータ(それが何十万、何百万件になったとしても)も確実に、かつ高速に処理することができます。Cervi.jpWebMatrix Hostingいずれのレンタルサーバでもデータベースを利用することができます。

対象読者は?

WebDeliでは、多くのデータベース連携ツールを提供していますが、提供ツールは初回起動時にデータベースの有無を確認し、必要な情報を自動セットアップします。レンタルサーバから提供されるデータベース名やユーザ名/パスワードさえきちんとおさえておけば、あとはデータベースを意識する必要はほとんどありません。

もしもデータベースの内容を自分のコンピュータで参照したいと思った場合には、提供ツールのひとつである「データベース・ダウンローダ」を利用することで、タブ区切りテキストの形式でデータを取得することも可能です。

本稿で紹介する内容は、あくまで自分で直接にデータベース内のデータを操作/参照したい、構造をカスタマイズしたいという方のためのものです。

レンタルサーバ上のデータベース・サーバを使ってみよう

データベースと言うと、引け腰になってしまう方もいるかもしれませんが、冒頭挙げたようなレンタルサーバでは、既に設定が済んだデータベースを用意してくれていますので、なにも心配することはありません。サインアップさえすれば、すぐに利用することができます。サインアップに際しては、割り当てられたデータベース名とユーザ名/パスワードを控えておくのを忘れないようにしてください。

  1. Cervi.jpの場合
  2. Cervi.jpでは、Webブラウザから簡単にデータベースを管理できるようにデータベース管理ツールとしてmyLittleTools.net社myLittleAdmin For SQL Server and MSDEが使われています。

    データベース管理ツールに接続するには、Cervi.jpへアクセスします。なお、ログインの際、ユーザーレベルの選択欄では「拡張ユーザー」を選択してください。より詳しいデータベースへの接続方法については、マニュアル「SQL Server 管理画面からの接続方法」も参考になります。

    データベース管理ツールで利用可能な主な機能とアクセス方法は、以下の通りです。

    データベース管理ツールの主な機能と使い方
    画面
    機能アクセス方法
    [データベース]-[データベース名]-[テーブル]
    テーブルの追加表のタイトルバー右端にある黄色い[新規作成]アイコンをクリック
    テーブルの削除表のアイコン列の一番右端にある[削除]アイコンをクリック
    テーブル名の変更表のアイコン列の左から3番目[名前変更]アイコンをクリック
    テーブル構造の編集・削除表のアイコン列の左から4番目[構造]アイコンをクリック
    データの追加・削除・並び替え表のアイコン列の左端にある[内容]アイコンをクリック
    データの検索表のアイコン列の左から2番目[検索]アイコンをクリック
    [ツール]-[圧縮]-[ウィザード]
    データベースの圧縮データベースを選択して[更新]ボタンをクリック
    [ツール]-[バックアップウィザード]
    データベースのバックアップマニュアル「SQL Serverデータベースバックアップの作成」を参照
    [ツール]-[CSV インポートウィザード]
    CSVファイルによるインポートマニュアル「CSV インポート手順」を参照

    その他の機能及び詳しい解説については、本稿では扱いきれませんので、マニュアル「SQLServer」も合わせて参照してみてください。

    「データベース管理ツール(テーブル)」画面 />
			</div>
			<div class=「データベース管理ツール(テーブル)」画面
  3. WebMatrix Hostingの場合
  4. WebMatrix Hostingでは、Webブラウザから簡単にデータベースを管理できるようにデータベース管理ツールとしてASP.NET Enterprise Manegerが使われています。

    データベース管理ツールに接続するには、http://sqlserver.webmatrixhosting.net/へアクセスします。なお、ログインの際には、以下の表を参考にマイサーバーページの表「SQL Serverリモートアクセス」の対応する項目の値を入力してください。

    データベース管理ツールへのログインに必要な項目
    入力項目名「SQL Serverリモートアクセス」の対応する項目設定値(例)
    Server AddressServerdb6.europe.webmatrixhosting.net,0000
    UsernameUIDwingspro
    PasswordPWD(アカウント作成時に入力したパスワード)123456789
    「データベース管理ツール(ログイン)」画面
    「データベース管理ツール(ログイン)」画面

    データベース管理ツールの主な機能とアクセス方法は、以下の通りです。

    データベース管理ツールの主な機能と使い方
    画面
    機能アクセス方法
    ログイン後のトップ
    テーブルの追加左メニューの[Databases ]-[データベース名]-[Tables]-[New Table...]をクリック
    [Databases ]-[データベース名]-[Tables]-[テーブル名]
    テーブルの削除右上の赤い×[drop(削除)]アイコンをクリック
    テーブル名・構造の編集右上の左から3番目[design(構造)]アイコンをクリック
    データの追加右上の左から2番目[insert(データの追加)]アイコンをクリック
    データの削除・並び替え表のアイコン列の左端にある[内容]アイコンをクリック
    データの検索右上の左端[query(クエリー)]アイコンをクリック
    「データベース管理ツール(データベース)」画面
    「データベース管理ツール(データベース)」画面
コンテンツの終わりです。