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チュートリアル

文責:山田奈美最終更新日:2006年03月06日

IDEってなんだろう?

キャラクターイラスト

IDEとは、統合開発環境の略です。プログラミングに必要なツール(エディタ、コンパイラ、デバッガなど)が1つにまとまっていて、これさえあればプログラミングができる便利なものです。

Webページを作るのに何をつかう?

皆さんはWebページを作るのに何を使っていますか?私は、今までずっとテキストエディタを使ってゴリゴリとコーディングを行っていました。

といっても、スキルがそれほど高いわけではないので、HTMLやJavaScriptの辞書を片手に、「あーでもないこーでもない」と、テキストにコードを書いてはブラウザで確認し、「やっぱりだめか」を繰り返していました。時には、やりたいことと、(自分のスキルで)出来ることの狭間で妥協もしたり。

そんな時に出会ったのがIDE(統合開発環境)でした。

IDEってすばらしい

とにかく何がすごいって、GUI(見た目)ベースでプログラミングができてしまうところ。下の画像を見てみてください。

これは、ASP.NETプログラミングに最適なVS(Visual Studio)というものなのですが、左側にあるツールボックスから、ボタンやテキストボックスなどのコントロールと呼ばれる部品を真ん中のWebフォーム上へドラッグ&ドロップして配置するだけで、OKなんです。

Visual Studio
Visual Studio

より細かい設定をしたい時には、配置したそれぞれの部品をダブルクリックします。すると、すでにまわりの大まかなコードは自動で入力されていて、これから細かい所を書き足す場所にカーソルがセットされた状態でコードリストが現れます。

なんて親切なんでしょう。

さらに、コーディングした内容について実際の動きを目で見てみたい時には、デバッグ機能を使います。画面上部ツールバーの[>](開始)ボタンをクリックしてみてください。

なんと自動でコンパイル(機械が読める言葉への翻訳処理)を行って、ブラウザを立ち上げて表示してくれます。

ここで、もしもコードにミスがあったりしてエラーが発生すると、画面下のタスク・ウィンドウにエラーの詳細が一覧表示されます。

さらにそのタスク一覧からエラーを選択すると、コードリストが表示され、該当箇所にジャンプします。

コンテンツの終わりです。