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チュートリアル

文責:山田奈美最終更新日:2007年04月02日

ConfirmButtonコントロール(AJAX Control Toolkit)

キャラクターイラスト

データの送信や削除処理の実行前に、注意を促すダイアログが出るのを見たことある人多いよね?

ここで紹介するConfirmButtonコントロールを使えば、その機能を簡単に実装することができるよ

ConfirmButtonコントロールとは?

日ごろよく使うWebアプリケーションでは、データを送信する前や削除処理を行う前に、「郵便番号はハイフンなしで入力してください」とか「本当に削除して良いですか?」といったダイアログが出てくることがあります。

このようなダイアログが出れば、事故防止になって便利ですね。

ConfirmButtonコントロールでは、この機能を簡単に実装できるようにまとめてあります。ダイアログ表示後、ユーザが[OK]ボタンをクリックすると後続の作業を進めます。[キャンセル]ボタンをクリックすると後続の処理がキャンセルされます。

以下は、ConfirmButtonコントロールを使ったサンプルの実行結果です。

ConfirmButtonサンプル実行結果
ConfirmButtonサンプル実行結果

ConfirmButtonコントロールの使い方は、とっても簡単。VisualStudio(VisualWebDeveloper)のデザイン画面にConfirmButtonコントロールを配置して、以下表を参考にプロパティを入力するだけでOKです。プロパティ値がプロパティウィンドウから入力できない場合は、ソース画面から直接入力してください。

ConfirmButtonコントロールのプロパティ

ConfirmButtonコントロールのプロパティは、以下の表のとおりです。

ConfirmButtonコントロールのプロパティ
プロパティ名概要
TargetControlID機能を適用するボタン系コントロールID
ConfirmTextダイアログに表示するテキスト

ConfirmButtonコントロールのサンプル

ここではTargetControlIDプロパティにButtonコントロールのIDを、ConfirmTextプロパティに「カタカナで書いた?」をそれぞれ設定しました。

[ConfirmButton.aspx]
<form id="form1" runat="server">
<div>
  <asp:ScriptManager ID="ScriptManager1"
     runat="server">
  </asp:ScriptManager>
  名前を入れてね<br />
  氏名(カナ):
  <asp:TextBox ID="TextBox1" runat="server"></asp:TextBox>
  <asp:Button ID="Button1" runat="server" Text="送信" />
  <cc1:ConfirmButtonExtender ID="cbe" runat="server"
    TargetControlID="Button1"
    ConfirmText="カタカナで書いた?" >
  </cc1:ConfirmButtonExtender>
</div>
</form>

実行結果は冒頭の図のとおり。[送信]ボタンをクリックするとダイアログが表示されます。

ここでは、ボタンに対してConfirmButton機能を適用していますが、リンクボタンやイメージボタンに対して適用することもできます。

コンテンツの終わりです。